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少年時代を過ごした地元に医療で貢献できることが喜びです
患者様とよい人間関係を築けているかが診療の基本だと考えています。困ったときに気軽に頼れる相談役となれるよう今後も努めてまいります。
医師を志したきっかけ
祖父も父も開業医。あとを継ぐつもりで自然と医師の道へ。
実は医師ではなく、漠然と建築士もいいな、と思った時期もありました。とはいえ、私の家系は祖父も父も開業医でしたので、医師の仕事については具体的なイメージがありましたし、家を継ぐというごく自然な感覚で医師を志しました。
数ある診療科目のなかで耳鼻咽喉科を選んだことも、家系の影響が強いと思います。学生時代は、難しい手術をかっこよくこなす、ドラマに出てくるような外科の医師へのあこがれはありました。しかし実際に耳鼻咽喉科の医師になってみると、内科的な側面と外科的な側面を併せ持った医療にやりがいを感じるようになりました。
診療のモットー
患者様とコミュニケーションを深めながら一緒に病気に向き合うことを心がけています。
お互いの信頼関係を築いていかないと、なかなか治療を思うように進められません。医師が一方的に難解な情報を提供するだけでは、患者様は身体の中でどのようなことが起こり、今度どうなるかがわからないため不安に感じてしまうことでしょう。治療をうまく進めるためには、診療内容をわかりやすく説明して患者様に納得していただくことが重要です。 そのため、患者様に診療内容を理解して納得していただけるよう、やさしくわかりやすい説明を心がけています。
そのために難解な言葉はかみ砕いて伝え、また言葉だけでなく、モニター画面を使った視覚的な説明を行うこともあります。
お子様を診療する際、心がけていること
お子様の訴えをしっかりとくみ取り、より早く楽にしてあげられるよう心がけています。
小さいお子様は、自分の症状をうまく説明できないこともあります。お子様やご家族の訴えを丁寧にくみ取り、診断をつけることを心がけています。そして、できるだけ早く治療を終えられるよう努めています。
健康管理についてのアドバイス
テレビやインターネット上の医療情報は間違いも含まれることを知って欲しいですね。
まず病気を予防するためには、やはり3食きちんと食べてよく寝ることが基本ですね。そのほか気をつけてほしいのは、テレビやインターネット上の情報を鵜呑みにしないことです。最近メディア上に医療情報があふれていることもあり、自己判断で「この病気ではないか」と不安をつのらせて来院されるケースが増えています。
メディアの情報が正しいとは限りませんので、ささいなことでも不安なことがあれば、まずは専門医に相談していただきたいですね。私としても、何でも気軽に話せる健康窓口として頼りにされる医院を目指していきたいと思っています。